範囲の経済と規模の経済

おはようございます。EVEです。

今日は範囲の経済と規模の経済について書きたいと思います。範囲の経済・規模の経済・・・似てますね。(笑)でも、内容は全然違います。

まずは範囲の経済です。範囲の経済とは複数の製品や事業を異なる企業で生産・運営するよりも、1つの企業が複数の製品・事業を生産・運営する方が、総コストが低いことを意味します。

例えば、車のボディを製造しているメーカーがあるとします。一方で船のボディを製造しているメーカーもあります。この2社が合併し、1つのメーカーが誕生しました。今まで通りそれぞれが製造を続けるより、1つの工場の設備を共有して車及び船のボディを製造した方がコストが安くなり、利益を出しやすくなります。この仕組みが範囲の経済です。また、このように共通経営要素の利用から生まれる効果をシナジーとアンゾフは呼びました。

*アンゾフはアメリカの経営学者です。

続いて規模の経済です。規模の経済とは、ある製品・事業について生産量・運営量の大きい方が、製品・事業1つ単位のコストが低いことを指します。つまりたくさん作れば作るほどコストが低くなるということです。

例えば、サッカーボールを生産しているメーカーがあるとします。7月度のサッカーボール生産数は200個でした。8月度はもっと生産数を増やそうということになり、500個生産しました。このとき、7月度と8月度のコストを比較すると8月度の方がコストが12万円安くなりました。これが規模の経済です。

以上のことから生産数は多い方がコストが低くなるということがわかりました。では、どんどん生産すればするほどコストは低くなるのでしょうか??

それは違います。規模の経済は、ある一定時点を超えると逆にコストがかかってしまうことがあります。これを規模の不経済と呼びます。なぜコストが上がってしまうのでしょうか?理由は色々あると思いますが、1つの理由としては商品が売れる→リピートを増やす→工場の設備では間に合わなくなる→新たな設備を投資→コスト上がるという流れがあると考えられます。よって最適生産量を把握し、それを超えないことが大事になってきます。

今日は範囲の経済と規模の経済について書きました。私のイメージなんですが、範囲の経済は横に広げるイメージで、規模の経済は縦に広げるイメージです。

ありがとうございました。

 

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