コモディティ化

今日は、コモディティ化について書きます。

コモディティ化という言葉を聞いたことはありますか?経営用語なので、そんなに使う言葉ではないかもしれません。

コモディティ化とは、市場に参入した時点で、高い付加価値を保持していた商品の市場価値が低下し、一般的な商品になることで日用品化してしまい、消費者にとってはどこの製品を購入しても大差ない状態に陥ってしまうことです。

コモディティ化の製品の例を挙げたいと思います。

まずは、電子レンジです。電子レンジは1960年代に初めて市場に導入されました。導入された当初は付加価値が非常に高く、画期的な製品でした。しかし、現在はどうでしょうか?細かい機能をたくさんつけている電子レンジは確かに存在しますが、大体の電子レンジが一定の機能を備えています。つまり、消費者にとっては、できるだけ安い電子レンジを購入しようとします。

パソコンはどうでしょうか?どんどん新しいパソコンが市場に出てきます。サイズがコンパクトな製品、軽量の製品、高性能の製品などです。しかし、どこのメーカーのパソコンであっても同じソフトウェアさえ導入することで機能面の差異はほとんどなくなります。

このように同じような製品が小売店に並んでいる場合、消費者はできるだけ安い製品を購入しようと思います。つまり、どの製品を選んでも同じだと消費者に思われているということになります。これがコモディティ化です。

コモディティ化が進むことによって、企業間の競争は価格競争に陥ってしまいます。

では、コモディティ化はどのようなことが原因で起こるのでしょうか?主に2つの原因を挙げることができます。

①モジュール化の進行

これは製品を製造する際に、必要になってくる部品が市場に出回ることによって、どこのメーカーも同じような製品を製造することが可能となってしまうということです。

*モジュール・・・システムを構成する要素となるものです。

②製品の機能・品質の向上

現代のメーカーは非常に技術力があります。よって、それらのメーカーが作る製品の機能や品質は自ずと高くなります。製品の機能・品質が高くなることで、消費者の求める最低限の機能・品質をほとんどの製品が超えるようになりました。

以上の2つが、コモディティ化を進める原因であると考えられます。コモディティ化が進むことで価格競争に陥ってしまい、企業にとってはマイナスです。それぞれの企業が付加価値をつけ、差別化を目指すことが重要になってくると思います。

ありがとうございました。

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