製品の価格設定

おはようございます。今日は、製品の価格設定について書きたいと思います。

まず、新製品の価格を設定する際に使われる戦略を紹介します。上層吸収価格戦略と市場浸透価格戦略の2つがあります。

①上層吸収価格戦略

上層吸収価格戦略とは、商品を導入する時期において高価格を設定し、競争企業が参入してくる前に市場の上澄み部分を吸収し、競争企業が出現してくる成長期のあたりで価格を順次引き下げていく戦略です。上層吸収価格戦略は上澄み吸収価格、またはスキミングプライスと呼ばれることもあります。

では、なぜこのような戦略をとるのでしょうか?

その理由としては、新製品の導入期の顧客は革新者と呼ばれる層が多く、価格にあまり敏感でないので、高価格をつけても売れる場合が多いからです。

②市場浸透価格戦略

市場浸透価格戦略とは、新製品の導入期から低価格を設定し、素早く市場に浸透していこうとする戦略です。つまり、上層吸収価格戦略の逆の戦略になります。市場浸透価格戦略は、ぺネトレイティングプライスと呼ばれることもあります。

では、この戦略はどういった市場及び製品によく使われるのでしょうか?

・消費者の多くが価格に極めて敏感である市場

・製品の差別化が難しく、競合他社の参入の脅威が大きい市場

・模倣されやす新製品

上のような環境の下で、この戦略は利用されます。以上の2つが新製品の導入の際に用いられる戦略です。

次に、価格関連の戦略について3つ取り上げます。

①Hi-L(ハイ・ロー)政策

ハイ・ロー政策とは、通常価格で販売されている商品の価格を一時的に安くすることで売上確保を狙い、また通常価格に戻す政策です。例えば、スーパーの”火曜市”のようなその曜日だけ通常商品が安くなる場合やアパレルのタイムセールなどがこの政策にあたります。

②EDLP(エブリデーロープライス)政策

この政策は、一時的に安くするのではなく日常的に低価格で商品を販売する方法です。消費者に低価格をアピールする戦略です。EDLP政策は、商品がいつも低価格なので、あまり広告する必要がないです。

③端数価格戦略

最後は、価格の見せ方です。消費者は端数のない価格よりも端数のある価格を好みます。例えば、2000円の商品を1980円にして販売することで、消費者は少し割引されているかのように感じます。なので、1000円の商品も980円や998円のように価格表示することで、売れ行きが変わってくると思います。

以上の3つがよく使われる戦略です。

価格設定には様々な方法がありますが、消費者に対してどのように商品を提供していきたいかを考えて、それに合った価格設定を行うことが必要になります。

ありがとうございました。

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