個人事業と法人の違い

おはようございます。今日は、タイトルの通り個人事業と法人の違いについて書きたいと思います。

まずは、個人事業です。個人事業は、特別な手続きを行うことなく会社を設立することができます。提出しなければいけないものとしては、事業開始届です。この事業開始届を税務署や都道府県税事務所、あるいは市区町村役場などに提出するだけです。よって、すぐに会社を設立し、開業することができます。

一方で、事業に失敗した時が少し厄介です。個人事業の場合、事業に失敗した借金の返済などの全ての責任は事業主が背負うことになります。これを、無限責任といいます。

無限責任とは、会社が倒産した場合、会社債権者に対して、個人財産なども含めて負債総額の全額の責任を負うことを指します。

ここで、例を挙げてみます。

(例)Aさん、Bさん、Cさん、Dさんの4人で会社を設立しました。Aさんが500万円、Bさんが300万円、Cさんが600万円、Dさんが400万円それぞれ出資し、合計1800万円の出資金で会社を設立しました。しかし、経営面でうまくいかなくなり、設立5年目で負債2億円の借金を抱え、倒産しました。

(無限責任の場合)

4人で連帯し、2億円の負債を負うことになります。

(有限責任の場合)*法人のところで説明します。

Aさんは500万円、Bさんは300万円、Cさんは600万円、Dさんは400万円を限度として、負債を負うことになります。

いかがですか?明らかに、個人事業の無限責任の方がリスクが高いですよね。よって、個人事業に関しては、会社の設立は時間をかけずスムーズに行うことができますが、失敗した時のリスクが非常に高いと言えます。

次に法人についてです。

法人とは、権利能力(法人格)を認められた存在を示します。つまり、勝手に会社を設立することができません。なぜなら、法律に規定が必要になるからです。よって、個人事業と比べますと会社設立に時間がかかりますが、法人税の適用を受けるので、利益を生み出すことができれば個人事業より法人のほうが税率面で有利になります。

法人は、公法人と私法人に分類されます。公法人は公共団体で、公法人以外の法人を私法人といいます。株式会社や持分会社は私法人の中の営利法人に分類されます。

株式会社などは、個人事業とは異なり、有限責任となっています。

有限責任とは、会社債権者に対して、出資額を限度として責任を負うことです。これは、先ほどの例で説明させて頂いた通りです。

今日は、個人事業と法人の違いについて書きました。どちらにも良い所と悪い所がありますので、会社設立の場合はしっかり考慮する必要があります。「会社を大きくしたい」「大きく稼ぎたい」と思っておられる方は、法人をおすすめします。

ありがとうございました。

 

 

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