ホテリング効果

おはようございます。今日はホテリング効果について書きたいと思います。

皆さんはホテリング効果という用語を聞いたことはありますか?私は経営学を勉強するまで、恥ずかしながらこの用語を聞いたことはありませんでした。

ホテリング効果とは、競合する製品、あるいはサービスを提供する複数の企業が、あえて近くに集まっていく傾向の事を指します。距離や商品、サービスも競合他社に近づきます。これは、ホテリングの法則などと呼ばれることもあります。

サッカーショップを例に挙げて説明したいと思います。大阪駅周辺にA店、B店、C店といったサッカーショップがあったとします。A店は大阪駅に1番近い店舗です。次にB店、そしてC店が大阪駅から1番遠い店舗です。商品のラインナップや価格はA店、B店、C店、どれも同じようなものになっています。

では、この中で1番売れる店舗はどこでしょうか??おそらくA店が1番売れる店舗になると考えられます。その理由としては、A店、B店、C店の商品構成や価格帯に違いがなく、A店が大阪駅から1番近いということが挙げられます。

次に顧客の目線になって考えてみます。同じような商品を置いている3つの店舗があった場合、顧客は何を重視すると思いますか?

それは「距離」です。3つの店舗のどこに行っても同じ商品しかない場合、顧客は1番近くてアクセスが便利な店舗に行きます。

では、B店とC店がA店の売上に近づこうとするならば、どのような対策を練るでしょうか?

考えられる対策は3つあります。

1つ目は、A店が行なっているサービスや取り揃えている商品ラインナップを真似ます。そして、店舗の位置をA店より大阪駅側にするか、できるだけA店に近づけます。

2つ目は、商品及びサービスの差別化です。つまり、A店よりも商品の品揃えを充実させ、価格帯を少し下げてみます。これによって、A店との差別化に繋がり、顧客はA店よりも遠いB店、C店にも足を運んでくれるようになります。

3つ目は、大阪駅ではない違う駅の近くに店舗を引越しさせることです。そうすることで、A店と同じような条件になり、場所の優位性を確保することができます。

以上の3つがA店の売上に近づく対策だと私は感じます。この3つの対策の中の1つ目がホテリング効果と呼ばれるものになります。つまり、商品や価格帯をわざとA店に近づけ、さらに店舗の距離も近づけることによって売上確保に繋げるといった考えです。

今日はホテリング効果について書きました。

ありがとうございました。

 

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