PI値

おはようございます。今日は、PI値について書きたいと思います。

PI値は、Purchase(購入)とincidence(発生率)を略してPIと言われています。

PI値とは、POSデータ分析に利用される代表的な指標のことです。ある一定(1000人あたり)の購買客の中で、特定商品を購買する確率を表すものとなっています。

PI値を比較することで、売れ筋把握や、棚割り、あるいは商品発注及び商品戦略に役立ちます。

PI値には、金額PIと数量PIの2つがあります。これらは下の公式で算出できます。

金額PI=総販売金額÷レジ通過客数

数量PI=総販売点数÷レジ通過客数

レジ通過客数の単位は1000人です。

では、実際に例を挙げて説明していきます。

(アパレル小売店)

A社は、ファッショントレンドを重視したアパレル専門的です。今年の帽子のトレンドはベレー帽とキャスケットであり、どちらの商品を重点的に行うか迷っています。

そこで、PI値を算出し、比較することにしました。

ベレー帽の総販売金額は20万、総販売点数は68個。

キャスケットの総販売金額は17万、総販売点数は217個。

(ベレー帽のPI値)

金額PI=200000÷1000人=200

数量PI=68÷1000人=0.068

(キャスケットのPI値)

金額PI=170000÷1000人=170

数量PI=217÷1000人=0.217

このような結果になりました。

金額PIはベレー帽の方が高いです。

一方、数量PIはキャスケットの方が高いです。

つまり、ベレー帽は、販売個数はキャスケットより少ないですが、金額はキャスケットより高いです。

よってベレー帽の方が単価が高いです。

一方、キャスケットはベレー帽と比較すると、金額は少し少ないですが、販売個数が約3倍です。つまり、単価は低いですが、その分商品の回転が早いことを表しています。

販売個数が3倍ということは、もしかするとまとめ買いをされている可能性もあります。

よってお客様の来店人数がこれから多くなるにつれて、キャスケットの売上は急激に伸びる可能性があるということになります。

A社はこのPI値の結果を受けて、キャスケットの棚割りを増やし、ベレー帽は綺麗にディスプレイするようにしました。

PI値は、商品構成を考える上で、必要な情報になります。

今日は、PI値について書きました。

ありがとうございました。

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