流通業の役割

こんにちは。今日は、流通業の役割について書きたいと思います。

流通業とは、メーカーと小売業を繋ぐポジションであり、卸売業者や問屋などが流通業になります。

最近では、SPAの機能を持つ小売業が増えてきており、問屋は不要になるという見方があります。

SPAとは、商品の販売から製造(開発)までを1つの業者が行う業態のことを示します。

また、日本では小売業が企画・製造に進出する場合以外に、メーカー自らブランドを確立し、小売に進出する場合もSPAと呼ばれています。

SPAの業態を実現できているメーカー及び小売業は、数少ないです。

よって、流通業の役割はこれからも必要になってくると私は感じています。

ここで、2つの原理を説明します。

・取引総数単純化の原理

取引総数単純化の原理とは、メーカーと小売業の間に流通業が介在することによって、取引数が単純化され、流通費用が節約されるというものです。

(例)

メーカーが5社、小売業が5社あります。小売業5社とも、メーカー5社から、商品を仕入れます。

流通業不介在の場合は、総取引数は5×5=25回となります。

一方、流通業介在の場合は、総取引数は5+5=10回となります。

つまり、流通業を介在させることで、15回も取引数を削減することができます。

・集中貯蔵の原理(不確実性プールの原理)

集中貯蔵の原理とは、小売業がおのおの在庫を保有するよりも、卸売業が中間在庫を保有した方が、全体としての在庫量は減り、流通費用が節約されるというものです。

(例)

小売業が3社あります。この3社はメーカーから直接商品を仕入れており、常に在庫を保有しています。例えば、各3社がそれぞれ500個の在庫を保有しているとします。この場合、500×3=1500個の在庫になります。

一方、卸売業が400個の在庫を保有している場合は、もしかしたら各小売業は200個の在庫で足りるかもしれません。

つまり、200×3+400=1000個になり、卸売業が介在した方が500個削減できることになります。

これらのように、卸売業が介在することによって、小売業のリスクヘッジの役割を担うだけでなく、総取引数削減にも繋がり、取引がスムーズに行われることが予想されます。

よって、流通業はこれからも必要不可欠な存在になると私は考えています。

今日は、流通業の役割について書きました。

ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です