株式会社の区分

こんにちは。今日は、株式会社の区分について書きたいと思います。

まずは、会社の規模による区分です。会社法において、株式会社は「大会社」と「大会社以外の会社」(非大会社)に区分されています。

大会社とは、最終の事業年度の貸借対照表の資本金が5億円以上、あるいは負債の合計が200億円以上の株式会社のことを示します。

上記以外の会社が、非大会社にあたります。

例を挙げます。次のAとBの両方とも大会社になります。

資本金10億円、負債合計300億円のA

資本金4億円、負債合計210億円のB

次に公開会社による区分です。

公開会社とは、会社が発行する全部、または少数の株式の内容として譲渡による株式の取得の際に、株式会社の承認を要する旨の定款を決めていない株式会社のことを示します。

つまり、簡単に言いますと、自由に売買できる株式が少しでもあるという会社を公開会社と呼んでいます。

一方、非公開会社とは、会社が発行する株式全てに株式の譲渡制限を設けている会社のことを示します。非公開会社は、株式譲渡制限会社とも呼ばれます。

以上のことから、株式会社には、4タイプあることがわかります。

①大会社で公開会社

②大会社で非公開会社

③非大会社で公開会社

④非大会社で非公開会社

この中で、1番規模が大きいのは、①の大会社で公開会社になります。一方で、1番規模が小さいのは、④の非大会社で非公開会社になります。

では、次の株式会社はどのタイプに区分されるのでしょうか?

A=資本金4億円、負債150億円であり、発行する全ての株式に譲渡制限を設けている株式会社

B=資本金10億円、負債230億円であり、発行する株式に譲渡制限を設けていない株式会社

C=資本金15億円、負債20億円であり、発行する全ての株式に譲渡制限を設けている株式会社

D=資本金2億円、負債10億円であり、発行する株式に譲渡制限を設けていない株式会社

A株式会社は、④の非大会社で非公開会社です。

B株式会社は、①の大会社で公開会社です。

C株式会社は、②の大会社で非公開会社です。

D株式会社は、③の非大会社で公開会社です。

今日は、株式会社の区分について書きました。

ありがとうございました。

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