立場固定

こんにちは。今日は、立場固定について書きたいと思います。

立場固定とは、環境変化などによって、初めにとった行動や決断が合理性を失っているにもかかわらず、変えようとせず、そのままの状態を保とうとしたり、初めの決断を正当化しようとして、悪い状況に陥ってしまう心理状態のことを示します。

例として、小売店の事業開発について書きます。

小売店Aは、順調に売上を伸ばしており、この良い波に乗って、同じような小売店を2店舗出すことにしました。

しかし、蓋を開けてみると、新店舗の2つはなかなか売上を伸ばすことができず、苦戦しています。本来であれば、素早く決断をして、市場から撤退するべきですが、投入コストなどを考慮するとなかなか踏み出せずにいます。

このように、合理性を失っているにも関わらず、新たな行動を起こせないことを立場固定といいます。
立場固定は、組織として意思決定を行う際に起こりやすいです。

では、なぜ立場固定が起こるのでしょうか??

立場固定が起こってしまう原因は何点かあります。

まず、1つ目は投資コストがあります。投資コストとは、新規事業や新しいことを始める際に必要になってくる資本金のことを示します。この投資コストが大きければ大きいほど、投資コストを回収しようとし、意思決定が遅くなります。

2つ目は、成功の囚人と呼ばれる現象があります。成功の囚人とは、意思決定者が過去の成功体験に固執し、行動を固定化することを示します。

他の要因も考えられますが、これら2つが主に立場固定を引き起こす原因であると考えられます。

環境は常に変化するものです。よって、その環境に応じて企業のあり方や事業を柔軟に変化させていく必要があります。

今日は、立場固定について書きました。

ありがとうございました。

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