アナジー効果

こんにちは。今日は、アナジー効果について書きたいと思います。アナジー効果に似ている用語があります。

それは、シナジー効果です。シナジー効果とは、複数の事業を単一企業が行うことでプラス面が生まれることを示します。

では、アナジー効果とは何でしょうか?
率直に言いますと、シナジー効果の反対の意味として認識されています。

つまり、多くの事業を1つの企業が行うことによって、マイナスの効果を生み出してしまうことをアナジー効果といいます。このアナジー効果は、負のシナジー効果と呼ばれることもあります。

商社を例に挙げてみたいと思います。商社は、商品の製造を行っておらず、メーカーと小売店の架け橋の機能を担っております。

しかし、この度、商社であるB社がオリジナル商品の開発を行うことになりました。そこで、商社Bは中国の工場と契約し、設備投資を行いました。

そして、デザイン案を中国の工場に投げかけ、商品製造を展開し始めました。

サンプルが上がってき、商品を確認したところ、想像していた商品とは大きくかけ離れた出来映えになってしまっていました。これを一から新たに製造し直すと、2カ月はかかります。

この失敗の要因は、中国の工場員との意思疎通がしっかりできていなかったこと、及び管理体制をしっかりと築くことができていなかったことなどがあります。

この商社Bは、商品開発を自社で担おうとせず、OEMという形でオリジナル商品の開発を行った方が結果的には、良かったかもしれません。

このように、複数の事業を単一企業が行ったとしても、必ずしもシナジー効果を生み出せるわけではないということになります。

これが、アナジー効果です。アナジー効果は、マイナスを生み出してしまいます。

しかしながら、アナジー効果を恐れていては、企業の成長は難しいです。よって、アナジー効果のようなリスクをしっかり踏まえて、新しい事業を手掛ける必要があります。

今日は、アナジー効果について書きました。

ありがとうございました。

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