流通懸隔

こんにちは。今日は、流通懸隔について書きたいと思います。

流通懸隔とは、生産と消費との間の様々な隔たりのことを示します。

この流通懸隔は、要素的懸隔とシステム的懸隔に分けることができます。

この2つの懸隔について説明します。

要素的懸隔には、主に3つの懸隔があります。所有懸隔、空間懸隔、時間懸隔です。

所有懸隔とは、所有権が生産者から消費者に移転する際の懸隔です。財は、生産者の所有物ですが、これを求めている消費者に対して財を売ることによって、所有権が消費者に移転します。

次に空間懸隔です。空間懸隔とは、生産が行われている場所と消費が行われる場所は異なっているので、この空間的な懸隔を指します。

例えば、海外に工場を構えているメーカーは、生産地は海外、消費地は日本ということになり、この海外と日本の空間の異なりが空間懸隔になります。

最後は、時間懸隔です。時間懸隔とは、生産が行われている時間と消費が行われる時間の差異のことを示します。

例えば、漁を考えてみましょう。漁は、朝方早くに、海に出ていきます。そして、各地のスーパーなどに魚を供給します。

この場合、生産時間は朝方、消費時間は昼以降ということになります。

以上の3つが要素的懸隔にあたります。
次にシステム的懸隔です。システム的懸隔は、主に2つに分かれます。

情報懸隔と価値懸隔です。

情報懸隔とは、生産者と消費者の情報の差異のことを示します。生産者は、消費者のニーズを知る必要があります。一方で、消費者は商品の情報を知る必要があります。
次に、価値懸隔です。価値懸隔は、売りたい価格と買いたい価格の価格差異のことを示します。

つまり、生産者はできるだけ高い価格で売りたいと考えますが、消費者はできるだけ安い価格で買いたいと考えます。

この価格差異が価格懸隔にあたります。

以上の2つがシステム的懸隔になります。

このように、流通懸隔があることによって、所有権や財、あるいは情報の移動が行われます。

所有権の流れのことを商流といいます。また、財の流れのことを物流。情報の流れのことを情報流といいます。

今日は、流通懸隔について書きました。

ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です