イノベーション推進戦略②

今日は、前回の続きとして、イノベーション推進戦略について書きたいと思います。

イノベーション推進戦略は、主に4つの戦略から成り立っています。

①総力戦略

②創造的模範戦略

③生態的ニッチ戦略

④企業家的柔道戦略

の4つです。前回①総力戦略と②創造的模範戦略について書きました。

よって、今回は③生態的ニッチ戦略と④企業家的柔道戦略の2つについて書きたいと思います。

③生態的ニッチ戦略

生態的ニッチ戦略とは、生態的な観点から狭い市場を見つけ出して、イノベーション戦略を行うということです。

うーん、難しいですね。。

つまり、世の中にとって必要不可欠なものである小さな市場を見つけ出し、それを占拠すべきということです。

この生態的ニッチ戦略には、主に3つの戦略があります。

まず、1つ目はトールゲート戦略です。これは、業界や市場において誰もが通らないといけない場所をしっかり抑える戦略です。

例えば、駅の改札を考えてみてください。駅の改札は、必ず誰しもが通らないといけない場所になっています。

よって、改札機の中にある必要不可欠な部品や改札機に通す切符の紙などを製造している企業はトールゲート戦略を行なっていると言えるでしょう。

2つ目は、専門技術戦略です。専門技術戦略とは、専門的な技術によって特定の市場などを支配する戦略です。

例えば、医療について考えてみましょう。
手術をレーザーで行い、身体に一切傷が残らないような技術を保持している企業があったらどうでしょうか?

この技術があれば、競合他社に競り勝ち、医療市場を支配できるかもしれません。

3つ目は、専門市場戦略です。専門市場戦略は、専門知識を活用することによってその市場を戦略しようとすることです。
続いて、企業家的柔道戦略についてです。

④企業家的柔道戦略
企業家的柔道戦略とは、先発企業が全く興味を持っていない市場に参入し、そこから先発企業の市場を侵食する戦略のことを示します。

例えば、ランニングシューズを扱うメーカーは、足袋屋を相手にしないかもしれません。

相手にしないというより、足袋に興味はない可能性が高いです。

しかし、この足袋屋がクッション性が優れた靴を製造するようになり、さらにこの優れたクッション性を活かすとともに、超軽量のランニングシューズの製造に成功したとします。

この結果、ランニングシューズを扱うメーカーは、この足袋屋の超軽量ランニングシューズに市場を取られてしまいました。

これが、企業家的柔道戦略になります。

以上がイノベーション推進戦略になります。

ありがとうございました。

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