修繕費?それとも資本的支出?判断基準を分かりやすく解説

こんにちは。EVEです。

今日は、修繕費と資本的支出(資産計上)の違い及び判断の基準について説明したいと思います。

個人事業主の方で、確定申告をご自身でされている方はどちらで計上すべきか悩まれる方も多いのではないでしょうか??

まず初めに、修繕費と資本的支出についてそれぞれ説明していきます。

修繕費とは、建物、機械装置、備品、車等の固定資産の修理代、定期的な保守点検の費用(エレベーター)を指します。

つまり、固定資産の修理代やメンテナンス費用は修繕費と言えます。

一方、資本的支出とは、固定資産の修理、改良にかかった費用のうち、その固定資産の使用可能期間(耐用年数)が延長するもの、既存の固定資産の価値を今よりも高めるものに関する費用等を指します。

資本的支出と判断された場合は、既存の固定資産の取得原価に含め、毎期減価償却を行なっていく必要があります。

うん?

どちらも同じじゃない?と思われた方もいるのではないでしょうか。

簡単に言うと、

修繕費は、現状回復、現状維持にかかった費用。

資本的支出は、機能向上、資産の価値を高めるためにかかった費用。

と言えます。

では、それぞれの例を説明していきます。

【修繕費】 

・エレベーターの定期的な点検費用

・汚くなったクロスの張替え費用

・使用している機械の部品交換費用

・車のメンテナンス費用

・壊れた屋根の補修費用

【資本的支出】

・新しい機能が備わった機械への取替え費用

・新しい避難階段の取り付け費用

・用途変更の為の模様替え費用

ここで、修繕費か資本的支出かを判断する際の要件を簡潔に説明したいと思います。

①20万円未満の費用か?

                 NO  ⬇︎

②おおむね3年以内に修理しているか?

                   NO  ⬇︎

③現状維持、現状回復の為の費用か?

                   NO  ⬇︎

④資産の価値を高めるもの、耐用年数を増加させる費用か?

                   NO  ⬇︎

⑤60万円未満の費用か?

                   NO  ⬇︎

資本的支出(資産計上)を行う

①、②、③、⑤に当てはまる場合は、修繕費として処理することができます。

一方、④に当てはまる場合は、資本的支出として処理する必要があります。

今日は、修繕費と資本的支出の違い及び判断の基準について書きました。

ありがとうございます。

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